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格差とインターネット

インターネットは格差を広げることに大きく貢献したという。この意見には自分も同感だ。

インターネットとその周辺技術によって「どこでやっても結果は同じ」業務が増えた。ましてや時差をうまく利用した海外アウトソーシング事業も少なくなく、米国からの医療検査データをオーストラリアで米国が夜のうちに解析を行い翌朝までに返すというサービスがあるらしい。

先日、実家のパソコンが壊れたというのでデルのホームページでライブチャットであるモデルの事を聞いてみた。対応してくれた人の名前から日本人ではないことは想像ができたのだけど、チャットの対応での日本語は全く違和感なくレベルが高い。最後にどこの人か聞いてみたら韓国系中国人だということだった。場所は大連だろうか。

日本では言葉と文化の砦で守られていた仕事もどんどん海外に移動し始めているのかもしれない。確かデルはカスタマーサポートを大連に持って行って対応のクオリティが悪く、一度失敗しているような気がするけれど、ライブチャットで復活したのだろうか。

実は自分が以前所属していたゲーム開発会社でもオンラインゲーム内のサポートスタッフ要員として日本語がある程度話せる中国人をトレーニングしていたが、ユーザー対応をするだけの日本語の文章力を持つチームを育てるのはかなり難しかった。

日本ではオフショア開発はなかなか伸びなかった。一つの原因は日本はそもそも外注を使うのが下手というか、発注側できちんとプロジェクト管理する人がいない事が多く、要件もうまくまとまらず曖昧に進めるのが常なので開発担当とかなり密なコミュニケーションをとれないオフショアプロジェクトは橋渡しとなるインドからのブリッジエンジニアを日本に置いてもうまくいった例をあまり聞かない。

ただ、こんな状態はいつまでも続く事はなく、何かのきっかけでどっと壊れて行く。

日本のSIerで海外での競争力を持つ会社はどう考えても少ない。ゲーム開発などクリエイティブな要素を必要とする分野を除いて、生き残って行けるのか疑問。

日本では格差が広がったというけれど、今後も格差の広がりは防ぎようはないのではないだろうか。

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