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僕がAppleを応援する理由

iPhone-Android対決が激化しているが、iPhoneにはそう簡単にAndroidに負けて欲しくない。この際、AppleにはMobileMeにも力を入れてもらってクラウドサービスでもGoogleの対抗するものを出してもらいたいと思っている。

逆にAppleにGoogleをけちらしてもらいたいとも思わない。Googleがきらいなわけでもない。

Googleは素晴らしい基板技術を提供する能力があるし、自分もその恩恵を至る所で受けており、彼らのやり方に賛成する部分も多い。

ただし、Googleはオープンなインターネットの番人でもなければ、正義の味方でもない。やはりGoogleとは違う価値を提供できるビッグプレーヤーが必要である。

Googleのサービスはデザイン的に無味乾燥な機能性のみを満たすものになっていて、わくわくするユーザーインタフェースデザインは提供しない。自分にとってそこがやっぱりひっかかる。

Appleのように優れたユーザーエクスペリエンスを提供するプレイヤーがいなければ、iPhone/iPadの成功はもちろん、Androidの成功もなかったかもしれない。完成度の高いデザインはリスクを取る必要があり、トップダウンのリーダーシップが不可欠である。そういう意味ではGoogleのように小さなチームが独立して動くような組織ではなかなか創出しにくいものなのかもしれない。

Googleは機能性の高いクラウドサービスを提供しているが、それぞれのサービスがバラバラで一般ユーザーには理解しにくい部分が多い。

エモーショナル・デザイン」でドナルド・ノーマンは魅力的に感じるデザインはユーザーに良い感情を持たらし、使用するときにも楽しもうと歩み寄らせる効果があると述べている。好きなものは、良く解釈しようと努力すると言うことだ。

Googleの提供するサービスには洗練されたデザインによるエモーションの提供が足りない。それでは、一般ユーザーをサービスに引きつけておくことができない。

想像だが、Googleはインターネットの個人IDのベースはemailと考え、前代未聞のGB単位の容量を持つ無料メールサービスGmailを立ち上げ、インターネットユーザーを特定する「ID」を抑えようとしたのだと思う。しかし、メールアドレスはその人を表す人格のようなものが付加されることはなく、結局ソーシャルなコンテクストによってその人のペルソナが表現されたFacebook、Twitterなどソーシャルネットワークに個人が活動する場を奪われたまま、挽回出来ていない。

別にGoogleが全てを提供する必要はないので、Googleは今のままで良いのかもしれない。ただ、ユーザーのライフスタイルを変えるような変化はAppleのようにエモーショナルなモノ・サービスによって実現されると思っている。

だからAppleを応援している。

ところで、webOSのUIデザイナーであるMatias DuarteがGoogleに移るという記事が載っていたので、これによってAndroidのUIはより良いものになることが期待される。

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