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Wave Goodbye to Google Wave…

August 5, 2010 Leave a comment

今日GoogleはWaveを開発中止すると発表した。インビテーションなしで使えるようになって約2ヶ月で中止とは決斷が早いというか、それほどだめだったのか。

偉そうなことを言うのもなんなのだが、Waveにはストーリーが欠けていた気がする。「こういうコンテクストでこういう風に使う為に作られた」とぱっとイメージできるストーリーがないので、自分としてはどうも盛り上がらなかった。一応無理してプロジェクトのディスカッションで使ってみたものの、新しいWaveが立ち上がったりコメントが追加されてもメールやIMでの告知機能がなかったので(今はメール告知機能あり)使いづらかった。

逆にAPIをオープンにしてクライアントプログラムをがんがん作っちゃってくださいとTwitter方式でやる戦略もあったのではないだろうか。

Google Waveに限らず、どうもGoogleはエンジニアリング的には素晴らしいのだけど、全く新しいサービス立ち上げはどうも上手ではない。

検索エンジンの技術自体は独創的だが、検索サービス自体は新しいものではない。検索連動広告もOvertureが作り上げたものと実質的に同じもの。買収したBloggerやPicasaもその後代り映えがしない。Google Maps, Google Earth, GMailなど無料で公開されていてすごく助かるサービスは多いのだけど、どきどきするサービスは見つからない。

このところAndroid意外で興味をひくものが出てこない。Googleには素晴らしい人材も集まっているし、財力もあるのだけど、人々の心をぐぐっと掴むものを作るのはなかなか難しいのですね。

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僕がAppleを応援する理由

May 28, 2010 Leave a comment

iPhone-Android対決が激化しているが、iPhoneにはそう簡単にAndroidに負けて欲しくない。この際、AppleにはMobileMeにも力を入れてもらってクラウドサービスでもGoogleの対抗するものを出してもらいたいと思っている。

逆にAppleにGoogleをけちらしてもらいたいとも思わない。Googleがきらいなわけでもない。

Googleは素晴らしい基板技術を提供する能力があるし、自分もその恩恵を至る所で受けており、彼らのやり方に賛成する部分も多い。

ただし、Googleはオープンなインターネットの番人でもなければ、正義の味方でもない。やはりGoogleとは違う価値を提供できるビッグプレーヤーが必要である。

Googleのサービスはデザイン的に無味乾燥な機能性のみを満たすものになっていて、わくわくするユーザーインタフェースデザインは提供しない。自分にとってそこがやっぱりひっかかる。

Appleのように優れたユーザーエクスペリエンスを提供するプレイヤーがいなければ、iPhone/iPadの成功はもちろん、Androidの成功もなかったかもしれない。完成度の高いデザインはリスクを取る必要があり、トップダウンのリーダーシップが不可欠である。そういう意味ではGoogleのように小さなチームが独立して動くような組織ではなかなか創出しにくいものなのかもしれない。

Googleは機能性の高いクラウドサービスを提供しているが、それぞれのサービスがバラバラで一般ユーザーには理解しにくい部分が多い。

エモーショナル・デザイン」でドナルド・ノーマンは魅力的に感じるデザインはユーザーに良い感情を持たらし、使用するときにも楽しもうと歩み寄らせる効果があると述べている。好きなものは、良く解釈しようと努力すると言うことだ。

Googleの提供するサービスには洗練されたデザインによるエモーションの提供が足りない。それでは、一般ユーザーをサービスに引きつけておくことができない。

想像だが、Googleはインターネットの個人IDのベースはemailと考え、前代未聞のGB単位の容量を持つ無料メールサービスGmailを立ち上げ、インターネットユーザーを特定する「ID」を抑えようとしたのだと思う。しかし、メールアドレスはその人を表す人格のようなものが付加されることはなく、結局ソーシャルなコンテクストによってその人のペルソナが表現されたFacebook、Twitterなどソーシャルネットワークに個人が活動する場を奪われたまま、挽回出来ていない。

別にGoogleが全てを提供する必要はないので、Googleは今のままで良いのかもしれない。ただ、ユーザーのライフスタイルを変えるような変化はAppleのようにエモーショナルなモノ・サービスによって実現されると思っている。

だからAppleを応援している。

ところで、webOSのUIデザイナーであるMatias DuarteがGoogleに移るという記事が載っていたので、これによってAndroidのUIはより良いものになることが期待される。

Facebook vs Google vs Apple vs Adobe

April 22, 2010 Leave a comment

バトルロワイヤルといいますか、タイトルの企業のみなさんの戦いがすごくなってきました。

Facebook vs Google

Facebookは開発者向けイベントF8でOpen Graphを発表。認証がFacebook Connect固有の技術からオープンなOAuthに代わり、Social APIという他サイトとソーシャルグラフを共有できる仕組みを提供するとのこと。広大なデータベースを「検索」するのではなく、ソーシャルグラフの中で意味付けされた関係から得られる情報でGoogleを囲い込むFacebook。Googleはソーシャルなサービスで今のところ成功しているものはない。

Google vs Apple

Appleが買収したPA Semiの元従業員が作ったAgniluxがGoogleに買われ、今度はAppleがARMを買収という噂。(via Apple Insider http://bit.ly/d8AitE )

皮肉にもGoogleがAppleからさらったAdMobは独禁法審査にかかり、未だ買収は完了せず。AppleはQuattro Wirelessを買収し、iPhone/iPad向け広告フレームワークとなる、iAdをiPhone OS 4.0に搭載することを発表。

Apple vs Adobe

Flash排除問題。先日更新されたSDK規約からObjective-C(またはC)以外の言語から生成されたバイナリは禁止となり、Flash CS5に搭載されたiPhoneバイナリ生成機能はSDK規約により排除された。これに関してAdobeの幹部がコメントを発表、それに対してAppleも異例のコメント発表をしてニュース的にも盛り上がっている。

iPhone, iPadの登場で誰でも何時でもインターネットにアクセスができる世界に一歩近づき、その人達が様々な形の(必ずしもSNSではない)ソーシャルグラフにつながることによって起こりつつある世界での凄まじい勢力争いなのでしょうね。

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